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レポート(vol.9)


(2003.2/15更新)セミナーレポートvol.9(文責:笠間順子様)です。

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2003FJP公開セミナー「女性パワーが日本を変える」
 日時:2月12日(水) 18時開場
 会場:ホテルハマツ(郡山市)
 主催:福島県女性経営者プラザ(FJP)
 講師:日野 佳恵子様(株)ハー・ストーリィ

●これからの時代を生きていく心構え
事業活動とは「誰かに買ってもらう→継続→発展」のこと。これは個人に置き換えても一緒。今は『私マーケティング』の時代。志を高く持つと、自然といい仕事が来るようになる。ハー・ストーリィも創業時からいきなり花王、ノエビアといった大手ばかりを狙って営業し、そこで得られたものは沢山あった。

●創業期のマーケティング
創業期は認知時代。認知活動を一生懸命やること。唯一のお金のかからないツールである名刺を活用する。「よそとどこが違うか」を名刺に書き込む。他の人と何が違うのか、自分をまず棚卸すること。

●成長期・発展時代のマーケティング
成長期は日々の仕事に忙殺されて、志や世の流れを意識することを忘れがち。ハー・ストーリィも2000年、年間総売上1億のうちの6000万を占めていた大きな取引先2社を一日にして失い、いかに取引先2、3社のみに頼った経営が危ないかを悟った。

これからどうしようかと思ったとき、話題の図書をいろいろ見て、ネットビジネスがいいのでは、と感じた。有名なサイトをあちこち見て、片っ端からその会社の社長宛てに「謝礼を払うので私にネットビジネスについての講義をしてほしい」と頼んだ。

日夜問わずいろんな人に講義してもらい、ネットビジネスが有望だと確信。「これからはネットビジネスで行く」と社内で宣言、失った取引先を担当していた社員6人には「繁盛しているホームページ、リアルショップを見まくって、共通項を書き出すように」と指示。その結果、賑わいのあるところに人は集まるという法則を発見。

●ビジネスパートナーとうまくやっていく方法
自分はビジネスパートナー(副社長さとうさん)がいたのがラッキーだった。自分はどんどん突き進むタイプだが、さとうさんはそれを抑える役。よくビジネスパートナーはケンカ別れすると言われるが、正直、資金問題でもめることはしょっちゅう。でもそんなときは、壁にかけてあるさとうさんが書いた10年後のハー・ストーリィの絵を見て、「私達の目指しているのはこれだよね。だったらケンカしてる暇、ないよね」と仲直りする。志、夢を一緒にしていることが秘訣だと思う。

●女性のメリットを活かせ
社会は女性化している。今までは「効率、効果」の時代で、男性が得意とする理論合理性が問われた時代だった。今は「効能、好き・嫌い」が重視される時代(女性が得意とする分野)。しかし、それだけでは自己満足型になりがち。男性の協力を仰いで、理論合理性の要素も織り交ぜていく必要がある。

●これからのビジネスのヒント
今は便利な世の中だが、便利になることによって失うものに対する付加価値が上がる。例えばちゃんと作ったおばあちゃんのお惣菜や田舎の旅行など、日常では手に入れにくいものにチャンスがある。ネットが流行ることによって、エステなどリアルの空間で触るビジネスが流行ると思う。ネットではできないビジネスを起こすというのも一つの手。ネットビジネスをやる人は、よりコミュニケーションを強めて、触る感覚を与えていくことが必須。

(文責:仙台市中小企業支援センター ・笠間順子様)

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